20170407 20:40
こうして日々ペラペラとしゃべっているけれども、自分がもっとも深く感じ入っていること、というのはなかなか言葉にはならないことの方が多い。
道ですれ違うたくさんの人たち、バスやメトロで乗り合わせた人、スーパーのレジのお姉さん、屋台のおばちゃん、お土産屋のおじちゃん、道ばたでお菓子を売る親子、彼ら彼女らの顔に刻まれた、人生の襞、命の連なり。
山肌に張りつくように並ぶ、おもちゃ箱みたいなカラフルなレンガ造りの家々、裸足で駆け回る子どもたち。
見知らぬ人の、日々の営み、日々の暮らし。
人生の悲哀、人生の機微。